ベトちゃんドクちゃんの現在の画像や生活とは?
嫁と子供がいる?
ベトちゃんドクちゃんの結合理由とは?
ベトちゃんドクちゃんといえば知っている人と
知らない人に分かれるかもしれませんね。
ベトちゃんドクちゃんは1981年2月25日生まれで
下半身がつながった結合双生児として生まれたんです。
結合双生児とは?
体が結合している双生児のことで
およそ5万〜20万出生あたり1組程度の割合で
発生するといわれています。
ベトちゃんドクちゃんはベトナム生まれなんですが
ベトナム戦争下で枯葉剤として使用された
ダイオキシン類が原因ではないかと言われています。
母親は終戦の1年後に枯葉剤のまかれた地域に
移住をして農業をおこなっていてさらには
枯葉剤がまかれた井戸で水を飲んだようです。
ベトちゃんドクちゃんの両親は2人をコントム
病院に預けた後に離婚をしています。
日本で大々的にベトちゃんドクちゃんのことが
紹介されて1985年6月2日に
「ベトちゃんドクちゃんの発達を願う会」が
結成されて募金が募られました。
ベトちゃんドクちゃんの分離手術とは?
1988年にベトちゃんドクちゃんは母親に再会を
しています。
ベトちゃんが当時意識不明の重体となったために
結合双生児の状態では2人ともが死亡をしてしまう
可能性が高いということで分離手術が行われました。
この手術には日本赤十字社が支援をして日本から
医師団が派遣されて医療技術が提供されています。
17時間に及ぶ手術は成功をしてベトちゃんには
左足がドクちゃんには右足がそれぞれ
残されました。
ベトちゃんドクちゃんの現在の画像や嫁や子供って?
ドクちゃんは分離後に障害児学校から
中学校に入学しています。
中学校は中退をしたんですが職業学校で
コンピュータープログラミングを学んでツーズー
病院の事務員となっています。
しかし・・・その時ベトちゃんは思い脳障害を
抱えて寝たきりの状態が続いていました。
2006年12月16日にドクちゃんはボランティア
活動の際に知り合った女性と結婚をしています。
結婚後にはドクちゃんと嫁はベトちゃんを
引き取って介護をしていました。
2007年10月6日にベトちゃんが腎不全と肺炎の
併発によって26歳という若さで死去しています。
2009年10月25日にドクちゃんの嫁が男女の
双子を出産しています。
それぞれ日本の富士山と桜にちなんで
男の子は「グエン・フー・シー」
女の子は「グエン・アイン・ダオ」と名付けられた
そうです。
一卵性の双子は遺伝をするそうなのでベトちゃん
ドクちゃんも一卵性の双子の可能性が高いですね。
ドクちゃんは日本のおかげで現在の生活があると
感謝をしていてたびたび日本に来日をしていますが
2012年8月には東北を訪れて
東日本大震災で被災した障害者たちと交流を
しています。